1950年3月福岡生まれ。15歳で家を出て岩国の米軍キャンプなどで働き、ブルースに魅せられる。21歳で渡米し、放浪生活の中で歌手を志し独学で歌作りを始める。日本で生まれ育ち、朝鮮半島の血を引く自らを「コリアンジャパニーズ」と呼ぶ。
帰国後、内田裕也氏に見い出され、アルバム『馬耳東風』(1979年)でデビュー。
1986年様々な葛藤と不安を抱き、亡くなった父親の故郷である韓国・清河(チョンハー)を初めて訪れる。数年後、その旅の思い出と共に自らのルーツと半生をストレートに歌い上げた『清河への道~48番』を作り、1995年にアルバム『清河への道~48番』として発表。同年TBS-TV「筑紫哲也ニュース23」のエンディングテーマ曲に起用され、テレビ、雑誌、新聞等で取り上げられ話題となる。アルバム『清河への道~48番』はその年の第37回日本レコード大賞の「アルバム大賞」を受賞。その後、韓国KBS-TVでドキュメント特別番組や日本ではNHK「わが心の旅」、テレビ朝日「報道特別番組21世紀への伝言」等多数の番組に出演。
ライブにおいては国内はもとより、N.Y.カーネギーホールなどでのアメリカ公演に加え2000年はパリでもライブを開催。そして2002年には韓国ツアーが実現。念願であった「清河村」でのライブを成功させている。2004年最新オリジナル・アルバム『生きる』を発表。2009年貴重なライヴ・テイクを集めた「ライヴ・イズ・ベストVOL.1~3」を発表。
そして、今年、オリジナル・アルバムとしては通産9枚目となる「唄魂(うただま)」をオリジナル・アルバムとして約8年振りに発表する。
新井英一オフィシャルHP
生きる
唄魂(うただま)